書店をやりたい

BRUTUS (ブルータス) 2011年 6/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2011年 6/1号 [雑誌]

今回のブルータスの特集を読んでいると、個人で書店を運営したいなと
あてのない事を考えてしまった。
古い考え方なのかもしれないが、昔から私は書店は個人商店であるべきだと
周りに言ってきた。
しかしそれを商売としてご飯を食べて行くのは相当な苦労が伴うのも十分予想
される。
お客様を限定してしまうのだから、それ相応の品揃えと商品知識が要求される。


最近、若い世代が古書店を開店するのが増えてきたが、そこには私が理想とした
形が見える。
ついでに古書店とか新刊書店の垣根もとっぱらった店があれば尚いいと思う。
昔は取り次ぎ(本の問屋さん。日販とかトーハン)が古書店と新刊書店を一緒に運営する事を許さなかったが、最近は少し様子が違っているみたいだ。
だいたい読者にとっては初めて遭う本はすべて新刊なのだ。
必要とする人に必要とする本を販売するというのは新刊書店も古書店も関係が
ない。


本に間しての未来があまり明るくない話題で一杯の昨今だが、まだまだ捨てたものじゃないぞと、ブルータスを読んでて思った。


私もお金と、もう少し人付き合いが良ければ、自分でやりたいのだが・・・。