立て!立つんだ!・・・・・・。


午前中に警備会社に出す健康診断を受けに病院に行かなくては
ならなかったが、土曜日面接した某国領事館の警備の結果が
午前中に電話か、郵便で来るので待つ。
ああ・・・・やはり郵便できたか。落ちてしまった。
この会社は結構入りかった会社で、施設警備の経験者だったので
期待していたのだが。結構落ち込む。


落ち込みながら、警備会社の研修に向かう。
本日最終日。次の仕事は土曜日との事。明日、明後日時間があいて
しまう。と思ったらフリーペーパーの宅配のアルバイトの依頼が入
った。まぁ少ない金額だが、とりあえず金になる仕事だ。


19時より江別どもで(警備会社は江別にある)パギやんのライブが
あるので、図書館で時間をつぶす。
その内、自分の今の状況を嘆いているのは間違いではないか?と
考えてきた。就職していないという事は好きに出来るという事だ。
幸い(!?)嫁も子供もいないので、自分だけ食えればいい訳で
(淋しいなぁ)そういう身分を楽しまなければいけないと思い始めた。



例えば来年は遺跡の発掘のアルバイトをしようとか、もう少し古本屋
販売に力をいれようとか、まだ余裕があるからなのだが、5年前に職が
なかった時は、一時すべての貯金を使い果たした事もあったのだ。当時
古本販売していなければ本当に一文なしなるところだった。
まぁ将来を見込んで(もう何年もないのだが)資格をとるのもありかと
も思うようになってきた。考えようによっては恵まれた状況なのだ。


19:00ども趙博ライブ。今回は昨日から3日間の予定。
今日は歌とトークの日。チケットは高めで痛かったが、とりあえず明日
の分もいれた通し券を購入。


軽快なお話と弾き語り。プロはぶれない。いやぶれないからプロなのか。
しかし演奏した曲の何曲かが私の持ち歌に重ねっていて、金曜ライブは
どうしようかと思う。


歌に合わせてキャラクターを変えていたのは役者の歌だなと思う。
そこが彼を純粋なシンガーというのには抵抗はある。が人前で金をとるプロ
という意味ではそれもあり。
観客を満足させる事が出来るのがプロだから。

この方は在日朝鮮人なのだが、トークの隅々にそれが彼の誇りであり、差別
されている事へのやるせなさが出ていた。
それをストレートな話し方をしないで、時に笑いをさそい、時にはしんみり
考えさせてしまうトークはさすが。
本当は怒りの人なのだけど、怒りをそのままぶつけても人には伝わらないと
いう事をよく知っている人なのだろう。


自分のレベルとは比べようもないが、人前で演奏するという事では、私には
その資格がないなぁとしみじみ思わされてしまったプロの舞台であった。